「数理女子」事務局企画イベント、母娘で体験する数理ワークショップ第3弾の開催が決定しました！ 本ワークショップは、「数理女子」に関わる数学者・数学を使って社会で活躍するメンバーが、数学の魅力をもっとたくさんの女性に伝えたいとの想いで、議論を積み重ねて作り上げました。自ら発見をする、仲間と討論する、教科や分野の概念にとらわれず物事の本質を考える、といった経験を通して、数学を生み出すワクワク感をぜひ体験してください！

【イベント内容】「算数・数学で秘密を創ろう解きあかそう」
暗号やパズル、マジックなどには算数・数学のアイディアが使われているものがたくさんあります。特に暗号に使われる数学は、情報通信社会である現代のセキュリティには欠かすことができません。
本ワークショップでは、こうした「秘密」や「謎」にあらわれる算数・数学を自分たちで解き明かしたり、創りだしながら、その魅力を体験してもらいたいと思います。「数学」という、自由で想像力豊かな世界を体験して、数学に対する新しい視点をみつけてみませんか？

【講師】
中島さち子：国際数学オリンピック金メダリスト、音楽家、数学（STEAM）教育家
佐々田槙子：東京大学大学院数理科学研究科准教授

【座談会登壇者】

甲賀ゆうこさん：　クリエィティブプロデューサー
1981年東京生まれ。97～2005年までアメリカ、オランダ‘Design Academy Eindhoven’に留学。在学中にオランダのコンセプチュアルデザインを体感し、バイリンガル環境での芸術教育を受ける。日本に帰国後は、アートディレクターとして大手広告代理店・外資系企業にて勤務。伝統工芸を再生させるプロジェクトやアート流通を目的とする企業設立などに関わる。現在はクリエイターとしてプロダクトやグラフィックをメインにアートワーク、空間設計など、多岐に渡りデザイン活動を行なう傍ら、社会と教育と芸術をつなげることを目的にアートを基軸にした様々プロジェクトを幅広く展開する。

大久保美也子さん：　国立研究開発法人情報通信研究機構　サイバーセキュリティ研究所　セキュリティ基盤研究室
1972年生まれ。1997年日本電信電話株式会社入社。2010年独立行政法人情報通信研究機構（現：国立研究開発法人情報通信研究機構 (NICT) ）入所。現在に至る。主な研究対象は公開鍵暗号に基づく暗号アプリケーション、暗号プロトコルの設計・安全性評価。特に、効率的なアプリケーションを作るための使いやすい暗号アルゴリズムの開発。